2026年6月30日、月曜の午後。広島市南区のお客様のお宅へ、出張買取でお伺いしました。きっかけは午前中にいただいたお電話——「実家を出ている息子の部屋を片付けているんだけど、本を見てくれないか」というお母様からのご依頼でした。広島市南区は当店アッシュ書店から最も近い広島市内エリアの一つ。クレアライン(広島呉道路)を北上すれば、呉から1時間かからずに到着できます。

お宅に上がらせていただくと、息子さんの部屋に案内されました。本棚はすでに空——本はすべてフローリングの上に平積みで降ろされており、お母様がほぼ一人で片付けを進められた様子が伝わってきました。山積みの本に目を走らせると、ほとんどがコンビニコミック。レジ横で売っているあのタイプ——名作の再販廉価版、しかも作品もバラバラで揃いではなく、面白そうなものをちょこちょこと買い集めた形跡がありました。

「うーん、コンビニコミックは、ほぼ買取が難しいんですよね……」——正直にそうお伝えしながら、それでも一冊ずつ手に取って仕分けを始めた、その手元に、想像していなかった一冊が現れたのです。

この記事でわかること
・広島市南区の出張買取現場の実例(2026年6月30日)
・コンビニコミックの山の中から大友克洋『AKIRA』初版が現れた発見の瞬間
・『AKIRA』全6巻×2セット(初版+重版)の古書評価
・大友克洋『OTOMO KATSUHIRO ARTWORK KABA』1989年初版・絵本『ヘンゼルとグレーテル』の魅力
・生賴範義(おうらい・のりよし)『イラストレーション』『神話 THE BEAUTIES IN MYTHS』徳間書店の価値
・小学館『てれびくん』1999/2000年各12冊揃い——ポケモン金銀世代の聖典
・「ゲームもいっぱい捨てたんよ」——古本屋20年で何度聞いたかわからない一言
・買取できないコンビニコミック約100冊を無償でお引取りした対応について
・揃い・初版・付録残存の評価軸の使い分け

晴れの月曜午後、クレアラインを北上して広島市南区へ

呉からクレアライン(広島呉道路)に乗って、海沿いを北上。広島市内が見えてくる頃には、空はすっかり夏の青さでした。先週末はずっと雨が続いていたので、これだけ晴れ渡った月曜の午後はかえって新鮮——車のエアコンを少し強めて、広島市南区のお客様のお宅へ。

南区は当店から最も訪問回数の多い広島市内のエリアの一つです。マツダスタジアム周辺の住宅地、宇品方面の閑静な町並み、段原の再開発エリア——どこも本好きの方が多く住まわれている印象があります。今日のお宅も、住宅地の中の落ち着いた一軒家。お母様が玄関先で迎えてくださいました。

息子の部屋がね、本でいっぱいで。もう独立して帰ってこないから、片付けてしまおうと思って」——よくお伺いするご依頼の形です。実家を出た息子さんや娘さんの部屋に残された蔵書を、ご家族が整理されるケース。20年この仕事をしていると、月に何度もお伺いするパターンですが、毎回その家ごとに違う本との出会いがあります。

本棚はすでに空——フローリングに平積みされた本の山

息子さんの部屋に通されると、すでにお母様が本棚から本を全部出してくださっていました。フローリングの上に表紙が見えるように平積みで並べられた本の山が、部屋の半分ほどを占めています。お母様の段取りの良さに、思わず「ありがとうございます、これは仕分けがしやすいです」と頭を下げました。

ざっと見渡すと——大半はコンビニコミック。レジ横で500円前後で売られている、人気漫画の再販廉価版。少年マガジンコミックスペシャル、講談社プラチナコミックス、My First Big、My First WIDE……あの手のシリーズです。作品は『はじめの一歩』『湾岸ミッドナイト』『ベルセルク』『北斗の拳』『カイジ』『美味しんぼ』など、面白そうなものをタイトル単位でちょこちょこ買い集めたような構成で、揃いになっているシリーズはほとんどなし

「あの……本当に申し訳ないのですが、コンビニコミックはほぼ買取が難しいんですよね」——お母様にそうお伝えしました。再販廉価版は新刊価格自体が安く、しかも市場に大量に出回っているため、古書として値が付きにくいジャンルなのです。バラ売りでなく揃いで残っていれば話は別ですが、今回はそれもなく、率直に「これらは買取対象外です」とお伝えするほかありませんでした。

でも、せっかくお越しいただいたんですから、ご覧になってください」——お母様のそのお言葉に押されて、一冊ずつ手に取って仕分けを始めました。「これは買取できません、これも……」と山を分けていく作業の最中、ふと手が止まったのです。

「あ、これは……」——AKIRAの初版が現れた瞬間

コンビニコミックの山を崩していくと、その奥から装丁の異なる、ずしりと重い大判の本が現れました。表紙には特徴的な金田のバイク——大友克洋『AKIRA』。講談社ヤングマガジンKCデラックス版、B5判の大型コミックスです。「ん、AKIRAだ」と思いながら背表紙を確認すると、1巻から6巻まで——全6巻揃い。さらに山を掘り下げていくと、なんともう1セット、全6巻が出てきました。

奥付を開いて確認すると、片方のセットには「第一刷発行」の文字。初版でした。もう片方のセットは重版(再版)でしたが、こちらも全6巻揃い。残念ながら帯はどちらにも残っていませんでしたが、状態は良好。同じ作品を2セット揃えていた——これは単なる読者ではなく、本物の大友ファンだった証拠です。

『AKIRA』は1982年から1990年まで「週刊ヤングマガジン」で連載された、大友克洋の代表作にして日本SF漫画の金字塔。荒廃した未来の東京(ネオ東京)を舞台に、超能力に目覚めた少年・鉄雄と、彼を止めようとする金田たちのバイクチームの物語——というあらすじを書くまでもなく、世界中のクリエイターに影響を与え続けている作品です。1988年に大友克洋自身が監督したアニメ映画版も、いまだに世界各国で上映され続けています。

古書市場では、初版・帯付き・状態良好の全巻揃いが最も高評価ですが、重版であっても全6巻揃いであれば安定した需要があります。今回は初版1セット+重版1セットの計12冊。心の中で「これはお越しいただいた甲斐がありましたね」と独りごちながら、買取の山の方へそっと積みました。

『OTOMO KATSUHIRO ARTWORK KABA』1989年初版——大友克洋の集大成アートブック

AKIRA全6巻×2セットの近くから、もう一冊、ひときわ大きな本が現れました。『OTOMO KATSUHIRO ARTWORK KABA』——講談社、1989年初版、定価3,500円、ビニカバ付き。あの伝説的なアートブックです。

『KABA(樺)』は、大友克洋が1971年から1989年までに描いた漫画の表紙絵・扉絵・カラーイラスト・ポスター・広告アートワークなどを集大成した大判アートブック。AKIRAのカラーページや、初期短編作品『童夢』『気分はもう戦争』『ショート・ピース』のカラー原画など、大友克洋というアーティストの仕事を一望できる、ファンには垂涎の一冊です。1989年は大友克洋がAKIRA映画版を世に送り出した直後の時期で、まさに彼の創作活動の頂点期に編まれた本。ビニカバが残っていたのも嬉しい発見でした。

さらに、その隣には大友克洋『ヘンゼルとグレーテル』——絵本でした。鮮やかな緑のカバーに、控えめなタイトル。大友克洋が絵を担当したグリム童話の絵本で、これも大友ファンの間ではよく知られた一冊です。漫画家・大友克洋とは違うもう一つの顔——絵本作家としての大友克洋の仕事を象徴する作品。

AKIRAという「漫画」、KABAという「画集」、ヘンゼルとグレーテルという「絵本」——大友克洋の三つの顔が並んで残っていた。息子さんが本当に大友克洋を好きだったことが、この三冊の選書から伝わってきました(冒頭の写真がまさにその三冊です)。

生賴範義『イラストレーション』『神話』——SF・映画ポスター界の巨匠

仕分けを進めていくと、もう一つの巨匠の名前が現れました。生賴範義(おうらい・のりよし)。徳間書店から出ていた画集が二冊——『生賴範義 イラストレーション』と『生賴範義 神話 THE BEAUTIES IN MYTHS』。

生賴範義(1935-2015)は、日本を代表するSF・ファンタジー系のイラストレーター。映画『スター・ウォーズ/帝国の逆襲』『ゴジラ』シリーズの日本版ポスター、平井和正『幻魔大戦』『ウルフガイ』シリーズの小説カバー、ゲーム『信長の野望』『三國志』シリーズの初期パッケージアート——70〜90年代の日本のサブカルチャー視覚文化を、その筆一本で支え続けたレジェンドです。「あのスターウォーズのポスター、日本人が描いてたんですよ」とお話しすると、ご年配の方は驚かれることが多いのですが、それくらい彼の仕事は無名の有名として日本人の記憶に焼き付いています。

『生賴範義 イラストレーション』は、徳間書店から出された代表的な画集で、表紙にもなっている男性のポートレートと、女性戦士のSF風イラストの組み合わせが象徴的。『神話 THE BEAUTIES IN MYTHS』は、世界各地の神話に登場する女神・女戦士・女妖を生賴範義が描いた美術画集で、こちらも徳間書店からの出版。両書とも少し焼けとシミがある状態でしたが、内容としては立派な完本——状態に関わらず、生賴範義の画集は古書市場で確実な需要があるジャンルです。

生賴範義先生も2015年に亡くなられて以降、画集の再版がどんどん難しくなっているんですよ」——お母様にそうお伝えしながら、買取の山に並べました。揃いでの古書価値は、時を経るほどに安定して評価されるジャンル。少し焼けがあっても、作品としての価値は損なわれません。

生賴範義『生賴範義 イラストレーション』『神話 THE BEAUTIES IN MYTHS』徳間書店の画集2冊
生賴範義『イラストレーション』『神話 THE BEAUTIES IN MYTHS』——徳間書店、SF・ファンタジー系の巨匠による2冊の画集

『てれびくん』1999/2000年——ポケモン金銀世代の聖典24冊揃い

本の山をさらに掘り下げていくと、今度は派手な表紙の児童雑誌が積まれていました。小学館『てれびくん』——1999年の1月号から12月号、そして2000年の1月号から12月号。2年分・各12冊・合計24冊、しかも欠号なしの完全揃い。表紙にはピカチュウ、ヒトカゲ、ボンバーマン、戦隊ヒーロー、仮面ライダー——90年代後半〜2000年代初頭の子ども文化が凝縮された雑誌です。

『てれびくん』はテレビ番組・キャラクター情報を扱う小学館の児童雑誌の老舗。とくに1999年は『ポケットモンスター 金・銀』(1999年11月発売)の前夜にあたる年で、表紙にはピカチュウやヒトカゲが大きく扱われ、付録もポケモン関連が非常に充実していた時期です。2000年に入るとさらにポケモン熱は加速し、雑誌の中身もまさにポケモン金銀世代の聖典といえる内容でした。

残念ながら別冊付録(漫画別冊、シールブック等の取り外せる付録)はすべてなくなっていましたが、綴じ込みのシールやカード類はそのまま残っていたのは何よりの救いです。雑誌は付録ありの完品状態でこそ最高評価になりますが、本誌に直接綴じ込まれているシール・カードが残存しているだけでも、当時のままの状態として評価対象になります。「付録が抜けているのは残念ですが、綴じ込みが残っていればそれだけで価値があります」——そうお母様にお伝えしました。

1999年と2000年、それぞれ12冊ずつ。欠号なしの揃いというのは、児童雑誌としては本当に珍しいケースです。多くは月号を読み終わるたびに処分してしまうものですから。きっと息子さんは毎号を大切に取っておかれていたのでしょう——その姿勢が、今こうして揃いとして残る形になりました。

小学館『てれびくん』1999年1月号〜12月号 12冊揃い、表紙にはピカチュウ・ヒトカゲ・ボンバーマンなどポケモン金銀発売前夜の世代のキャラクター
小学館『てれびくん』1999年1月号〜12月号——12冊揃い。表紙にはピカチュウ・ヒトカゲ・ボンバーマンほか、ポケモン金銀発売前夜の空気を伝える1年分。2000年1月号〜12月号もあわせてお預かりしましたが、こちらの写真は1999年分のみ(2000年分はオリコンに収納済み)

「ゲームもいっぱい捨てたんよ」——古本屋20年で何度聞いたかわからない一言

仕分けがほぼ終わり、買取金額のお話に入ったところで、お母様から「他に何か買えるものはあるの?」とお尋ねがありました。これは出張買取の現場で、本当によくいただく質問です。当店ではCD・DVD・LPレコード・楽器・カメラ・古いゲームソフトと本体・周辺機器なども買取対象ですとお伝えすると——案の定、こうおっしゃるのです。

「あー、ゲームとかもいっぱいあったのに、もう全部捨てたんよ

20年この仕事をしていると、この一言を何度聞いたかわかりません。月に何度どころか、週に何度か聞きます。本当に捨てたのか、それとも「捨てた」と言う方が話が早いから、そうおっしゃっているのか——正直、本当か嘘か、いまだに私には判別がつかないのですが(笑)、それでも毎回「もっと早く、本以外のものもご相談いただけていれば……」と心の中で思うのです。

もちろん口には出しません。お母様には「ゲームも本も一緒にご相談いただけると、まとめてお見積もりできますので、次回ご整理の機会があればぜひ」とだけお伝えしました。が、心の中ではこう独りごちていました——「もっと有名にならねば。「アッシュ書店はゲームも買う」と、広島中の皆さんに知ってもらわねば」と。これは古本屋=本だけ、というイメージとの、20年の私の長い戦いの一場面でもあります。

古いファミコン、スーパーファミコン、初代プレイステーション、ニンテンドー64、ゲームボーイ、ニンテンドーDS、PSP——どれも今、コレクター市場での需要が大きく伸びているジャンルです。本体・ソフト・付属品(箱・説明書)が揃っていれば、当時定価の数倍になるレトロゲームのプレミアタイトルも少なくありません。「捨てた」と聞くたびに、本当はその数倍の価値があったかもしれないものが、燃えるゴミの日に黒い袋に詰められた光景を想像してしまって、古本屋として静かに肩を落とすのです。

コンビニコミック約100冊は無償でお引取り——「資源回収に出すよりは」

買取できないコンビニコミック約100冊は、お客様にとっては処分の手間になります。お母様も「これ全部、燃えるゴミに出さなきゃいけないわよね……」と困った様子でしたので、「よろしければ当店で無償でお引取りします。資源回収に出していただくよりは、こちらで責任もって処理させていただきますので」とお声がけしました。

お母様は「あら、それは本当にありがたい。お願いします」と笑顔でご了承。買取できる蔵書約50冊と、無償引取のコンビニコミック約100冊——あわせて150冊ほどをハイエースの荷台に積み込みました。月曜の晴れた午後、本も車も汗をかかずに済んだのが何よりの幸い。

当店ではこのように、買取できない本も含めて一括でお引取りするスタイルを基本にしています。お客様のお部屋を空にして差し上げることまでが、当店の出張買取のお仕事。ご家族の負担を軽くする——遺品整理や実家整理の現場では、これが何より喜ばれます。

古物商買取伝票でお支払い、ご家族で見送ってくださって

すべての搬出を終えて、玄関先で古物商買取伝票にご記入いただきました。広島県公安委員会 古物商許可番号 第731040200020号——当店が法令に従って20年運営してきた証です。買取金額を現金でお支払いし、控えをお渡しして、本日のお取引は完了。

お母様は「息子に話したら、きっと喜ぶわ。AKIRAは大事にしてたみたいだから」と笑顔でお見送りくださいました。本日お預かりした蔵書——大友克洋の三冊(漫画・画集・絵本)、生賴範義の二冊の画集、てれびくん1999/2000年の24冊揃い、その他写真には写りきらなかった数冊——合わせて約50冊が、これから当店を経由して、次の本好きの方の元へ届けられます。

80年代〜90年代のサブカル、SF、ポケモン金銀世代——
一人の息子さんの本棚に、時代がそのまま閉じ込められていました。

大友克洋・生賴範義・てれびくん——80〜90年代サブカル蔵書をお持ちの方へ

今回の蔵書のように、80年代〜90年代のサブカルチャー、SF、児童雑誌、ゲーム関連書、画集・アートブックは、当店として積極的にお引き受けしているジャンルです。とくに以下のような場合は、お気軽にご相談ください。

  • 大友克洋『AKIRA』全6巻揃い(講談社ヤングマガジンKCデラックス版、初版・重版問わず)
  • 大友克洋のアートブック・画集・絵本(『KABA』『AKIRA CLUB』『GENGA』『ヘンゼルとグレーテル』ほか)
  • 生賴範義の画集・イラスト集(徳間書店刊、状態問わず)
  • SF・ファンタジー系の画集(天野喜孝、寺田克也、出渕裕、湖川友謙ほか)
  • 児童雑誌・コミック雑誌の年揃い(てれびくん、テレビマガジン、コロコロコミック、月刊少年ジャンプ等)
  • ポケモン関連書籍(攻略本、図鑑、ファンブック、雑誌付録の図鑑等)
  • レトロゲームソフト・本体・周辺機器(ファミコン、スーファミ、PS1、N64、GB、DS、PSPほか)
  • ゲーム雑誌・攻略本の揃い(ファミ通、電撃PlayStation、ファミコン通信、ニンテンドードリーム等)

とくに、ご家族の方が独立されたお子様の部屋を整理される場合、「本だけかな……」と思って捨ててしまわれる前に、ぜひ一度ご相談ください。本だけでなく、ゲーム、CD、DVD、フィギュア、トレーディングカードも、一緒にご相談いただけばまとめてお見積もりします。「ゲームも捨てたんよ」を、もう聞かなくて済むように——古本屋の20年の願いです。

FAQ:『AKIRA』・大友克洋画集・生賴範義・てれびくん買取についてよくあるご質問

Q1. 大友克洋『AKIRA』の初版本(第一刷)と重版、どちらも買取できますか?

はい、講談社ヤングマガジンKCデラックス版『AKIRA』全6巻は、初版(第一刷)はもちろん、重版(再版)であっても全6巻揃いであれば古書として安定した需要があります。本作は1982年〜1990年に「週刊ヤングマガジン」で連載された大友克洋の代表作で、世界中のクリエイターに影響を与え続けているSF漫画の金字塔です。古書評価としては、初版・帯付き・状態良好であればさらに評価が高まりますが、重版でも全6巻が揃っていることが何より重要です。当店では奥付の「第一刷発行」表記を確認のうえ初版判定をしておりますので、ご自身で初版か重版か分からない場合もそのままお持ちください。

Q2. 大友克洋『KABA』『ヘンゼルとグレーテル』など画集・絵本も買取対象ですか?

はい、大友克洋のアートワーク集・画集・絵本は、漫画作品とは別ジャンルで安定した需要があります。講談社『OTOMO KATSUHIRO ARTWORK KABA』(1989年初版・定価3,500円)は1971年〜1989年の大友作品の集大成的アートブックで、ビニカバ付きの状態であれば古書としてより高い評価になります。絵本『ヘンゼルとグレーテル』も大友克洋のもう一つの顔として知られており、絵本コレクター・大友ファン双方からの需要があります。アートブック・画集の買取は、漫画本編とまた違った評価軸ですので、漫画と一緒にお譲りいただくのがおすすめです。

Q3. 生賴範義(おうらい・のりよし)のイラスト集はどんな価値がありますか?

生賴範義(1935-2015)は、日本を代表するSF・ファンタジー系のイラストレーターです。映画『スター・ウォーズ』『ゴジラ』シリーズの日本版ポスター、SF小説のカバーアート、ゲームパッケージなど、その作品は時代を超えて再評価が続いています。徳間書店から出版された『生賴範義 イラストレーション』『神話 THE BEAUTIES IN MYTHS』は、ともに代表的な画集で、状態が良好なものはコレクター需要が極めて高い1冊です。日焼け・シミがあっても作品としての価値は損なわれませんので、状態に関わらず一度ご相談ください。生賴範義先生は2015年に亡くなられて以降、画集の再版が難しい状況が続いており、揃いでの古書価値は時を経るほど安定して評価されるジャンルです。

Q4. 古いゲームソフト・レトロゲームも買取してもらえますか?

はい、ニンテンドースイッチ・PlayStation・任天堂DS・PS2・PS1・スーパーファミコン・ファミコンなどのゲームソフト、本体、周辺機器、攻略本、ゲーム雑誌(ファミ通・電撃PlayStation・ニンテンドードリームなど)、すべて買取対象です。とくに昭和〜平成初期のレトロゲーム、初期ハードのソフト類は近年コレクター需要が大きく伸びており、状態次第では驚くような評価になることもあります。お客様の現場で「実は息子(娘)の部屋にゲームもいっぱいあったのに、もう捨てちゃったんよ」とお伺いすることがとても多いのですが——本やCD・DVDだけでなく、ゲーム関連も一緒に買取できることを、ぜひ先にご確認ください。古本屋=本だけ、というイメージを変えていきたい、というのが当店20年の課題でもあります。

関連記事・買取実績

広島市南区の出張買取・古本買取はアッシュ書店へ

大友克洋・生賴範義をはじめとする画集・アートブック、AKIRAなどの80〜90年代漫画、児童雑誌の揃い、レトロゲームソフト、CD・DVD・LPレコードまで、まとめてお気軽にご相談ください。広島市南区はもちろん、広島市全域・呉市・東広島市・廿日市市・福山市など広島県全域に出張買取でお伺いします。出張費・査定料はすべて無料。買取できない本も無償でお引取り可能です。

0120-273-707(10:00〜19:00) 買取お申込みフォーム LINEで写真送信