2026年10月7日。広島市安芸区で出張買取をいたしました。
ご依頼の種類は引越しを前にした片づけです。
お部屋にあったのは、学研の『歴史群像』、文林堂の『世界の傑作機』シリーズ、バイクの雑誌やムック、そしてオートメカニックなどでした。
その場で買取できるものとできないものに分けて査定し、お支払いまで完了しております。そのうえで、すべて片付けてほしいというご依頼でしたので、そのまま積み込みました。
この記事では、買取品の中から一部をご紹介します。
引越しを前に、お電話でご依頼をいただきました
ご依頼はお電話でした。
お部屋に雑誌がたくさんあり、引越しのために、なんとか片づける方法を探して当店を見つけてくださった——というご連絡です。
引越しの前は、決めることがたくさんあります。運び出す日、新しい部屋に持っていくもの、持っていかないもの。
その中でも本と雑誌は、重くて、かさばる荷物です。1冊ずつは軽くても、まとまると動かせなくなります。
当店がお手伝いできるのは、その重い荷物を、本の側から見て分けること。そして、運び出すことです。
段ボールに入って、紐で縛られて、平積みにされて
お伺いすると、お部屋の中に雑誌とムックがありました。
段ボールに入っているもの。紐で縛ってあるもの。平積みにされているもの。
中身は、『歴史群像』、『世界の傑作機』シリーズ、バイクの雑誌やムック、オートメカニック。
並べて書くと見えてきます。戦艦と戦闘機と、バイクとクルマ。どれも機械と、その歴史を扱った本でした。
まず、買取できるものとできないものに分けました
最初にしたのは、仕分けです。
お部屋にあるものを見て、買取できるものと買取できないものに分けました。そのうえで、買取できるものを査定しています。
雑誌とムックは、1冊ずつ見ます
雑誌やムックは、同じシリーズでも号によって扱いが変わります。
何を特集した号か。いつ出た号か。背表紙の色が同じでも、中身は1冊ずつ違います。
査定の結果をお伝えして、その場でお支払いまで完了しております。
すべて片付けてほしい、というご依頼でした
今回のご依頼は、買取できるものだけでなく、すべて片付けてほしいというものでした。
ですので、買取できなかったものも含めて、そのまま積み込みました。
引越しの前に必要なのは、お部屋から荷物がなくなることです。当店はご要望に沿う形で対応させていただきます。今回は、すべてお引き取りするのがご要望でした。
写真は、積み込みを終えた当店の車の荷室です。
段ボール箱に入ったものと、紐やバンドで束ねたものを、そのまま荷室に積んでいます。
買取品の中から、一部をご紹介します
ここからは、買取品の一部を、事務所に戻ってから撮った写真でご紹介します。
書名は、1冊ずつ背と表紙で確かめたものです。
学研『歴史群像 太平洋戦史シリーズ』が13冊
まず、学研の『歴史群像 太平洋戦史シリーズ』です。13冊ありました。背の番号の順に並べ直すと、こうなります。
- 15『長門型戦艦』——帝国海軍のシンボル「長門」「陸奥」の軌跡
- 16『高雄型重巡』——条約型巡洋艦「高雄」「愛宕」「鳥海」「摩耶」を徹底解剖!
- 18『特型駆逐艦』(水雷戦隊Ⅰ)——米英を震撼させたスーパー・デストロイヤーの全貌
- 19『陽炎型駆逐艦』(水雷戦隊Ⅱ)——究極の艦隊型駆逐艦が辿った栄光と悲劇の航跡
- 21『金剛型戦艦』——機動部隊の中核を成した高速戦艦のすべて
- 23『秋月型駆逐艦』——対空戦に威力を発揮した空母直衛艦の勇姿
- 25『陸軍機甲部隊』——激動の時代を駆け抜けた日本戦車興亡史
- 26『伊勢型戦艦』——航空打撃力を有する世界で唯一の航空戦艦
- 27『妙高型重巡』——欧米列強を刮目させた条約型巡洋艦の奮闘
- 30『扶桑型戦艦』——帝国海軍初の超弩級艦「扶桑」「山城」その誕生と最期
- 32『軽巡 球磨・長良・川内型』——5500トン型軽巡の変遷
- 46『四式戦闘機 疾風』——大戦末期にベールを脱いだ陸軍航空隊の最終兵器
- 51『帝国海軍 真実の艦艇史2』
背の番号は15から51まで。途中の番号は飛んでいます。
そのかわり、艦種で分けてみると、ひととおり入っています。
- 戦艦:長門型・金剛型・伊勢型・扶桑型
- 重巡洋艦:高雄型・妙高型
- 軽巡洋艦:球磨・長良・川内型
- 駆逐艦:特型・陽炎型・秋月型
- 陸軍:陸軍機甲部隊・四式戦闘機 疾風
駆逐艦の2冊には、背に「水雷戦隊Ⅰ」「水雷戦隊Ⅱ」と入っています。特型と陽炎型が、対になっています。
そして戦艦「長門」と「扶桑」は、呉海軍工廠で建造された艦です。呉に事務所を置く古本屋として、書いておきます。
『世界の傑作機』と、航空機の本
次の写真は、航空機と艦船の本です。左から15冊並んでいます。まず航空機から。
- 世界の傑作機 No.128『アラド Ar234 "ブリッツ"』(文林堂)
- 世界の傑作機 No.76『MiG-21 "フィッシュベッド"』(文林堂)
- 世界の傑作機 No.78『フォッケウルフ Fw190』(文林堂)
- 世界の傑作機 スペシャル・エディション Vol.5『ヴォートF4Uコルセア』(文林堂)
- 『海鷲とともに 日本海軍機4年間の残像 榎本哲コレクション』(KOKU-FAN Illustrated No.109・文林堂)
- 『飛燕 Ki-61 HIEN』(モデルアート12月号臨時増刊 No.263)
- オスプレイ・ミリタリー・シリーズ 世界の戦闘機エース6『日本陸軍航空隊のエース 1937-1945』(ヘンリー・サカイダ/大日本絵画)
- 歴史群像アーカイブ VOL.1『知られざる特殊兵器』(学研)
ドイツのアラドとフォッケウルフ、ソ連のMiG-21、アメリカのコルセア、そして日本の飛燕と海軍機。国をまたいで、機体ごとに1冊ずつという並びです。
航空自衛隊と海上自衛隊
同じ写真の中に、戦後の自衛隊の本も入っています。
- JASDF全機写真集シリーズ1『航空自衛隊 ファントム全機写真集』(グリーンアロー出版社)
- JASDF全機写真集シリーズ3『航空自衛隊 F-104J/DJ全機写真集』(グリーンアロー出版社)
- シリーズ 世界の名艦『海上自衛隊「こんごう」型護衛艦』(イカロス出版)
- 『写真集 海上自衛隊護衛艦隊 JMSDF FLEET ESCORT FORCE』
ここで、『歴史群像』の13冊とつながる名前があります。
『歴史群像』の『金剛型戦艦』と、『海上自衛隊「こんごう」型護衛艦』。
同じ名前の艦が、時代を隔てて2冊に入っていました。
重巡洋艦「高雄」が、2冊
もうひとつ、重なっている名前があります。
- スーパーイラストレーション『重巡洋艦 高雄』(モデルアート2月号臨時増刊 No.464)
『歴史群像』の『高雄型重巡』と、モデルアートの『重巡洋艦 高雄』。高雄が、2冊に入っています。
理屈を知る本と、作る本
そして、性格の違う本が2冊ありました。
- 岡田幸和『艦艇工学入門 理論と実際』(世界の艦船 別冊・海人社)
- 『Takumi明春の1/700艦船模型"至福への道"其之七 1/700 新・造艦技術大全』(大日本絵画)
『艦艇工学入門』は、艦がどう設計されるかの本です。『1/700 新・造艦技術大全』は、艦船模型を作るための本です。
モデルアートの臨時増刊——『飛燕』と『重巡洋艦 高雄』——も、模型を作る方のための資料として出ている本です。
写真を見る本と、理屈を知る本と、自分で作る本。それが同じ買取品の中に入っていました。
カワサキ ZZ-R400 サービスマニュアル、本編と補足版
バイクの本の中に、メーカーのサービスマニュアルが入っていました。
- Kawasaki『ZZ-R400 サービスマニュアル』
- Kawasaki『ZZ-R400 サービスマニュアル 補足版』
サービスマニュアルは、整備をする人のための本です。読み物ではなく、作業の横に置いて使う本です。
補足版は、本編のあとに追加・変更された内容をまとめたもの。写真を見ていただくと分かりますが、表紙の車体の写真も、本編と補足版で違います。
本編と補足版が2冊そろっていること。整備書としては、ここが大事なところです。
そして、お部屋にはオートメカニックもありました。こちらも整備の雑誌です。
艦船の本では模型を作る本があり、バイクの本では整備をする本がある。見るだけで終わらない本が、両方に入っていました。
ホビージャパン『TACTICS(タクテクス)』が3冊
最後に、ホビージャパンの『TACTICS(タクテクス)』です。
- No.8(1983年 March-April)——特集「バルバロッサ作戦」/「タイタンの掟:モンスターガイド」
- No.11(1983年 September-October)——歴史ゲーム背景紹介「アザンクールの戦い」
- No.14(1984年 March-April)
表紙には「シミュレーションゲームマガジン」、そして「隔月刊」とあります。1983年と1984年の号、40年以上前の雑誌です。
シミュレーションゲームは、歴史の戦いを、盤の上で再現するゲームです。No.8の特集「バルバロッサ作戦」には、表紙に「1941/6/22-9/26」と、作戦の期間まで書かれています。
『歴史群像』で戦史を読み、『世界の傑作機』で機体を見て、『TACTICS』で盤の上に並べる。
同じ主題を、違う角度から扱った本が、ひとつの買取品の中にそろっていました。
お電話では「量」「場所」「どんな本か」を
今回は、引越しを前にした片づけのご依頼でした。同じように片づけ方を探しておられる方へ、書いておきます。
お電話のときにお知らせいただきたいのは、3つです。
- 量——段ボールで何箱くらいか、本棚何本分か。だいたいで結構です
- 場所——何階か、駐車場から距離があるか
- どんな本か——雑誌、ムック、文庫、全集など。分かる範囲で結構です
どんな本かを先に伺うのは、当店で扱えるものかどうかが、先に分かったほうがお客様のためだからです。
そして引越しの日が決まっている場合は、その日付もお知らせください。日程のご相談をさせていただきます。
よくあるご質問
買取できない本や雑誌が混ざっていても、すべて片付けてもらえますか?
お引き受けします。今回の広島市安芸区のお客様も、すべて片付けてほしいというご依頼でした。まず買取できるものとできないものに分けて査定し、お支払いまで済ませたあと、買取できなかったものも含めてそのまま積み込みました。買取できないものも、ご希望であれば無料でお引き取りします。反対に、買取できるものだけをお譲りいただき、残りはお手元に置かれる形でも構いません。ご要望に沿う形で対応させていただきます。
段ボールに入ったまま、紐で縛ったままでも大丈夫ですか?
そのままで大丈夫です。今回のお宅でも、雑誌やムックは段ボールに入っていたり、紐で縛ってあったり、平積みにされていたりしました。当店がその場で一つずつ見て、仕分けをします。引越しの準備で手が回らないときに、ほどいたり並べ直したりしていただく必要はありません。お申し込みのときに「量」「場所」「どんな本か」の3つをお知らせいただければ、当日の段取りを決めて伺います。
歴史群像や世界の傑作機のような、軍事・航空・艦船のムックも買取していますか?
お引き受けします。今回は学研『歴史群像 太平洋戦史シリーズ』13冊(長門型戦艦、金剛型戦艦、伊勢型戦艦、扶桑型戦艦、高雄型重巡、妙高型重巡、特型駆逐艦、陽炎型駆逐艦、秋月型駆逐艦など)、文林堂『世界の傑作機』(アラド Ar234、MiG-21、フォッケウルフ Fw190、スペシャル・エディションのヴォートF4Uコルセア)、グリーンアロー出版社のJASDF全機写真集(ファントム、F-104J/DJ)、海人社『艦艇工学入門』、大日本絵画『1/700 新・造艦技術大全』などをお譲りいただきました。シリーズの番号が揃っていなくても構いません。今回の13冊も、番号は15から51まで飛び飛びでした。
バイクのサービスマニュアルや、古いゲーム雑誌も見てもらえますか?
拝見します。今回はカワサキ『ZZ-R400 サービスマニュアル』の本編と補足版の2冊、そしてホビージャパンのシミュレーションゲームマガジン『TACTICS(タクテクス)』の1983年・1984年の号が3冊入っていました。どちらも、バイクの雑誌やムック、オートメカニックと一緒にお部屋にあったものです。ジャンルごとに分けていただく必要はありません。軍事のムックも、バイクの本も、ゲームの雑誌も、そのままの状態で拝見します。
まとめ
2026年10月7日、広島市安芸区で引越し前の片づけに伴う出張買取。お部屋の雑誌をなんとか片づける方法を探して、当店にお電話をいただきました。
お部屋には、段ボールに入ったもの、紐で縛ってあるもの、平積みのもの。『歴史群像』『世界の傑作機』、バイクの雑誌やムック、オートメカニックなどです。
まず買取できるものとできないものに分けて査定し、お支払いまで完了。すべて片付けてほしいというご依頼でしたので、そのまま積み込みました。
買取品の一部は、学研『歴史群像 太平洋戦史シリーズ』13冊、文林堂『世界の傑作機』、JASDF全機写真集、海人社『艦艇工学入門』、大日本絵画『1/700 新・造艦技術大全』、カワサキ『ZZ-R400 サービスマニュアル』本編と補足版、ホビージャパン『TACTICS』1983〜84年の3冊。
戦艦と戦闘機と、バイクと。見る本と、作る本と、整備する本と。機械と、その歴史を扱った本でした。